内科マメ知識

睡眠と記憶の関係性

こんにちは。 

今回は睡眠と記憶の関係性についてお話ししたいと思います。 

皆さんは、記憶は寝ている間に行われていることはご存知でしょうか。 

 

まず、睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠という大きく二つの状態があります。 

レム睡眠   

眠りが浅く、夢を見るのがこの状態の時であるといわれています。 

主に、身体を休める眠りです。 

suimin_rem

ノンレム睡眠 

浅い睡眠から深い睡眠までの睡眠状態があり、交感神経など主に脳を休める眠りです。 

 suimin_nonrem

睡眠中はこのレム睡眠とノンレム睡眠が規則的に繰り返して発現しています。 

脳はこの「レム睡眠」の時に日中インプットした情報を整理するなどのメンテナンスを行い、脳に記憶として定着させる働きをすると言われています。 

 

レム睡眠の時は脳の一部は起きている時と同じように活動しています。 

難しい話ですが、レム睡眠中は脳の中でも記憶と学習に関わる扁桃体(へんとうたい)や海馬と言われる大脳辺縁系が活動しており、情報の整理、統合が起こって記憶が定着されています。 

 

一方、ノンレム睡眠も記憶に関係があると言われています。 

一説には、浅いノンレム睡眠では現在の記憶と過去の記憶を結合する働きがあり、深いノンレム睡眠では「いやな記憶」を消去する働きがあるとか。 

 

レム睡眠とノンレム睡眠の両方が周期的にしっかりと繰り返し発現することで脳に記憶が定着されます。そのためには良い睡眠環境で十分な睡眠時間の確保がとても大切になります。 

 

【検査技師 藤井】 

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