こんにちは。長野市にあります、わかまつ呼吸器内科クリニック事務の寺島です。
日中は日差しの温かい日が続き、春を感じますね。
とは言え、朝晩の冷え込みはまだまだ辛く、炬燵とはまだまだお別れの予感はありません(笑)
さて、当院では「読書」を積極的にしていこう!と推奨していることもあり、多くのスタッフが【年間〇冊読む】などの目標を掲げております。
忙しい時はなかなか時間が取れない時もあるのですが、当院で働かせていただくようになってからは自己啓発系やビジネス、専門性のあるものを読む機会も増えました。
暫く小説を読んでいなかった私ですが、最近ニュースを賑わしているコレ↓↓↓
ご存知の方も多いのではないでしょうか??
デビュー作の「火花」で芥川賞作家となったお笑い芸人の又吉直樹さんの新作!(の掲載されている「新潮」)
「劇場」をさっそく読みました。
大の太宰治好きの又吉さんらしい重めの表現(暗いと思う方もいるかもしれません)が私は好きで、「火花」ですっかり作家としての又吉直樹さんのファンなのです。
ベテラン校閲者が最後の2ページで涙を抑えきれなかったと何かの記事に書かれていたのですが、胸がぎゅっとなる、どっぷり入り込んでしまう作品でした。
書き出しで私はすっかり引き込まれてしまい、本当に又吉直樹さんの文章力に驚きます。
因みにこの「新潮」。発売2日目にしていくら書店を回っても手に入らず…
諦めかけていた5件目の書店で、筆記具だけ買おうと観念して並んだレジの目の前に1冊だけ座ってこちらを向いていたものです!
「もしかしてコレ、買えますか?コレだけですか???」
と興奮する私に、クールな若い女性店員さんが
「あ。はい。」とだけ言って会計してくれました(笑)
ほかのどの書店に行っても「完売です」「次回入荷冊数未定です」「入荷日も何とも言えません」との返事ばかりだったので、見つけた瞬間「あっ!!」と声が出ました。
もちろん一人で。きっと怪しかったでしょう…。
今回この一人の作家の一つの作品がもたらした経済効果はいかほどか!?と思いました。なんでも5万部も発行されたというので、それは凄いなぁ、と感心しきりです。
休日にコーヒーをいただきながらの読書。
春の日差しを感じながらするのもとても心地良い時間でした。
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