「酒は体に良いからある程度は飲んでも良い」という説が以前から流布されています。
私も酒は好きな方なので、酒が体に良いというのは嬉しい話です。
しかし、酒は少量なら体に良いが多量になると体に悪いということもほぼ認識されていることでしょう。
実際どうなんだという研究が、全世界からデータを集めて解析された形で出てきたようです。
今回の研究は飲酒量と認知症との関連を調べたものですが、一日あたりのアルコール摂取量が12.5g以下であればリスクは低下し、38g以上ではリスクが高まるそうです。
(アルコール12.5gの目安:ビール約310ml、日本酒約100ml。ワイン約110ml)
う〜ん、やっぱりあまり多い量ではありませんね。気をつけないと直ぐに超えてしまうような量です。
しかも日本人を対象にした研究ではありませんので、アルコールへの耐性が低い日本人からすれば多めかもしれません。
要注意です。
どんな良い薬や食べ物も、飲み過ぎたり食べ過ぎたりすれば毒になるように、アルコールも飲み過ぎれば毒になるということですね。
長く健康でお酒を楽しめるように、上手にお酒と付き合ってゆきましょう!