清潔すぎるのも問題か!
先日、面白い記事を読みました。
最近は、腸内細菌が話題になっていて、様々な書籍が出ています。
ネットでも様々な情報が提供されていますね。
その中で、「手を洗いすぎてはいけない」の著者である藤田紘一郎先生が書いた記事がありました。この先生は現代の清潔すぎる環境に警鈴をならしている方です。
もともと人間は多種の細菌達にまみれながら生活していました。そのおかげで腸内細菌も多様性が維持されていたそうです。それが現在は清潔環境を重視し抗菌グッズや抗生剤を多用することにより、大事な細菌の多様性が失われているそうです。そのため腸内細菌が貧弱となって体調不良や病気の原因となっていると主張されています。
藤田先生は、過度の手洗い(毎回石けんでゴシゴシ洗う)や抗菌グッズの使用を止めるように主張されています。確かにあまり清潔に固執することは逆効果かもしれませんね。
ただし腸内細菌の問題は、清潔要因だけではなく食事の問題も大きく影響します。特に食物繊維の摂取が非常に重要と言われています(食物繊維が腸内細菌のご飯になるからです)。また腸内細菌については研究が始まったばかりで、どのような状態が理想的なのか、どうすれば良いのかまだまだ分かっていることは僅かです。
腸内細菌に関して確実に言えることは、食物繊維や発酵食品をしっかり食べて沢山の便が出るような状態が望ましいという事です。
この腸内細菌に関しては私も非常に関心を持っていますので、専門の先生の講演を聞いたり著書を読むようにしています。
またお役に立ちそうな情報があればお伝えしたいと思います。
ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。