健康的な食事ってなんなの?
最近は健康への関心が非常に高いため、いろいろな情報が飛び交っています。
テレビでもネットでも健康関連の話題をたくさん目にします。
しかし中には言っていることが他とだいぶ違っていたり、健康のためにこれを買って下さいという商売のものもあります。
皆さんも何が本当に良いのか疑問に思うことが多いのではないでしょうか。
実は私もよく分からなくなった一人です。
私は医者で人体の事をよく知っている立場ですが、実は人体の生理的な働きや病気については詳しいですが、健康的な食事は何か?という問いに答えられる情報は持っていませんでした。
実は日本の医学は、基本的に病気を治すことに特化しているため、予防に関してはそれほど重点が置かれていなかったのです(最近の医学教育は変わってきているのかもしれませんが)。
そのため、改めて自分なりにいろいろと情報を集めて勉強している最中です。
そんな中、面白い書籍に出会いました。
「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」著者:津川友介
著者はアメリカで働く医師です。
この方が信頼できる研究論文を選び出し導き出した結論が記載されています。
とても読みやすく直ぐに読める本なので皆さんにもお勧めです。
その中の重要な結論を記載しておきます。
本当に健康に良いとされる食品は、
①魚、
②野菜と果物(フルーツジュース、ジャガイモは含まない)、
③黄色い炭水化物(玄米、蕎麦、全粒粉を使った黄色いパンなど、精製されていない炭水化物のこと)、
④オリーブオイル、
⑤ナッツ類の5つとされています。
非常にシンプルですね。
あとはバランスと食べる量を考えてゆけば良いわけです。
決して何か高価なものを食べなければいけないわけでも、特別なものを食べる必要もないというわけです。
私もこの本を読んでなんだがホッとしました。さらに日本食の良い部分も取り入れていければ、最高なのではないでしょうか。
だいぶ長くなってしまったので、今回はこの辺で終わりに致します。
最後までお読み頂き誠にありがとうございました。