こんにちは!
長野市にあります、わかまつ呼吸器内科クリニック臨床検査技師の土田です😊
突然ですが、皆さんは臨床検査技師の仕事についてどんなイメージを持っていますか?
臨床検査技師という職業を知っている多くの方であれば、
“総合病院や大学病院の検査室で検査をしている人”というイメージは
しやすいのではないかと思います(^-^)
しかし、クリニックでの臨床検査技師の仕事はいったいどんな内容なのか、
なかなかイメージがしづらい方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は私たちクリニックで働く臨床検査技師がどんな仕事をしているのか、
1日の流れに沿って簡単にご説明させて頂きたいと思います💡
当院では勤務の形が、日勤と夜勤の2パターンに分かれているのですが、
今回は夜勤時の流れについてご説明させて頂きます!
まず初めに当院での夜勤内容は、“睡眠時無呼吸症候群の検査”が主になっており、
睡眠中の様子を詳しく見るための検査(以下PSG検査)と、
睡眠時無呼吸症候群の方の治療として使用されるCPAPという機械の
設定のための検査(以下タイトレーション検査)の二種類に分けられています💻
★17:30 【出勤】★
患者さんが来院されるのはほとんど18時過ぎですが、
早めに出勤して夜勤スタッフ(2名)で検査室の準備確認と、検査の準備を行います。
夕方から出勤してくるのはなかなか辛いものがありますが、
自分に喝を入れて出勤します。(笑)
★18:00~18:30【患者さん来院】★
検査予定の患者さんが順番に来院されます。
来院された方から検査室へご案内し、血圧、体温、SpO2の測定や、
検査結果説明日の決定、就寝までの流れをご説明します。
★19:30~21:30【検査準備】★
患者さんに普段の睡眠の様子などお話を伺いながら、
脳波電極などのセンサーを装着していきます。
お話し好きの患者さんを担当させていただく際は、
いろいろなお話が出来るので楽しい時間だなと感じています🎵
新人の頃は1人の患者さんあたり1時間程度かかってしまいますが、
慣れてくると1人あたり30分程度で装着を終えることが出来るようになります😊
★21:30 【検査開始】★
センサー装着終了後、遅くても21時半から検査開始となります。
ここから検査終了までの間、モニターで患者さんの様子を確認します。
タイトレーション検査の時はこのタイミングで、専用のマスクを着けて頂き、
患者さんの睡眠の様子を見ながら一晩かけてCPAPの設定を行います。
ナースコールがあればお部屋へ伺い対応します。
★0:00~3:00【休憩】★
夜勤者2人交代で1時間半ずつの休憩を取ります🍵
この時間はテレビを見たり、夜食を食べたり、仮眠を摂るなど
スタッフごと過ごし方は異なりますが残りの勤務時間の為にゆっくりと休憩します。
1人が休憩に行っている間はもう1人のスタッフが患者さんの様子を確認しています👀
★翌朝5:30 【検査終了】★
消灯から8時間経過したら、検査終了となります。
脳波を見ながら、患者さんが覚醒したタイミングでお部屋へ入室し患者さんを起こします🌞
検査終了となる旨をお伝えし、センサーを全て取り外します。
センサー装着後問題なく患者さんが眠れて、朝まで何事もなく検査をして、
患者さんを送り出せたときには達成感を感じます☆彡
★翌朝6:30~【片付け・掃除】★
患者さんが全員退院後から検査室や、検査で使用した場所・物の片付けや清掃を行います🚮
出来るだけ検査前と同じ状態になるよう心がけています☝
掃除終了後は、カルテに検査内容について入力を行います💻
眠気と闘いながら、最後のひと仕事です✊
★翌朝8:00【朝礼】★
スタッフ全員の朝礼に参加し、朝礼が終わり次第夜勤全ての仕事が終了となり、退勤します🚘
退勤後は家でぐっすり寝るのみです!(笑)
夜間に仕事をするという大変さはありますが、
検査終了後に達成感を感じる瞬間がある事や、
自分の担当患者さんが決まっているため日勤時と比べて
1人1人の患者さんとたくさんコミュニケーションを取れるという
良さもあるなあと感じます😊
また、夜勤だけではなく日勤でも通常の病院と比較して
患者さんと関わる機会が多いので
人と接することが好き!という方は是非当院で一緒に働いてみませんか?