運動により骨や臓器が強くなる   

 

こんにちは!わかまつ呼吸器内科クリニックの若松です。 

 

とても興味深い記事を見つけました。 

国立障害者リハビリテーションセンター研究所運動機能系障害研究部分子病態研究室と、東京都健康長寿医療センター、シンガポール国立大学などとの共同研究グループが、運動によって骨の強度や密度が保たれるメカニズムを発見し発表したのです。

https://www.tmghig.jp/research/release/2019/0927.html 

これによると、下の図のように運動による衝撃が細胞周囲の液体を動かし、

その動きが細胞に刺激を与えて抗老化効果を発現しているそうです。 

逆に運動していないと、細胞に刺激が入らず老化がどんどん進行してしまうというわけです。 

 

 

 

この抗老化の働きは骨だけではなく、前進のどの臓器にも存在するそうです。 

運動が元気な身体を維持するための仕組みが解明されてきました。 

 

10月14日にスポーツ庁が「平成30年度体力・運動能力調査」の結果を発表しています。

これによると実年齢より体力年齢が若い50歳代がとても増えているそうです。

これは運動する人が増えてきている事が原因でしょう。

 

しかし心配なのは、中学生から40歳代の女子の運動実施率が低下しているそうです。 

将来、骨粗鬆症などのリスクが増えてしまうため心配ですね。 

これからもっと運動の重要性がクローズアップされると思います。 

また身体に不自由がある方が、どのようにすれば運動の成果を得られるかも見つかってくるでしょう。 

皆さんも少しずつでも運動を取り入れて、身体の機能を衰えさせないように頑張りましょう! 

ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。 

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