こんにちは、わかまつ呼吸器内科クリニックの若松です。
開業医に興味をお持ちの先生に、開業して10年以上経過した私が情報提供をさせて頂きたいと思います。
このブログが皆さんの医師人生のお役になれば幸いです。
今回の内容は、
開業医の具体的なお仕事、医師会編です。
医者の仕事は何よりも患者さんの診察です。
開業医も日中はほとんどの時間を診療に費やします。
しかし開業医になると
診療以外の事にも多くの時間を割かなければいけません。
そのうちの1つが医師会業務です。
まず大事な事ですが医師会は医師を代表する組織です。
医師の仕事を助けるために様々な活動をしてくれています。
実は勤務医時代にはその活動をほとんど知ることもなく過ごしてきましたし、
自分には関係ない組織と思っていました。
医師会はとてもありがたい組織です。
しかし開業医になってみると医師会は、
- 様々な貴重な情報を提供してくれる
- 困った時に相談に乗ってくれる
とてもありがたい組織であることに気付きます。
しかし面倒な仕事もある。
ただ恩恵を受けるばかりでもありません。
地域医療に貢献するために仕事を割り振られ、貴重な時間を割かなければいけないことも沢山あります。
その内容とは。
その代表が当番医ですね。
せっかくの休日にクリニックを開けて診療することはかなり疲れます。
また健診業務もあります。
私は呼吸器内科専門のため検診の胸部X線読影なども行っています。
これも休みの日にクリニックでシコシコと数時間かけて読影するのは大変です。
その他に学校医を仰せつかって学校検診もしています。
午前診療と午後診療の合間に小学校に出向き子供達の検診をしています。
さらに介護認定の仕事もしています。
これでも私は医師会の仕事は少ないと思います。
もっと様々な委員などをされている先生達はさらに大変な仕事を請け負っていると思います。
開業医も面倒な仕事が多いんだねと思って頂けたでしょうか。
開業医の面倒仕事について次回以降もさらに続けます!
若松俊秀