医療事務のメリットは?その2
専門知識・事務スキルが身につく
①レセプト(診療報酬請求)業務
医療事務は、一般的な事務とは異なり医療に特化しているため、専門知識が必要です。
しかし専門知識と言っても医師・看護師が学ぶ医療知識ではありません。
レセプト業務やカルテの管理など、医療や社会保険制度に関する専門的な知識やスキルを身につけることが可能です。
また病院などに勤めるため、業務をしているうちに医療の知識に対しても詳しくなれる可能性もあります。
②コミュニケーション能力
医療事務は受付や電話対応、様々な御案内など、「クリニックの顔」として直接患者さんと接する機会が多いです。
また、医師や看護師、臨床検査技師といった他職種と協力しながら仕事を進めるため、コミュニケーション能力が上がります。
③事務能力
医療事務は患者対応も求められますが、PCを操作する仕事も多いです。
患者さんの多い病院や、完全予約制の医療機関ではスピーディーに仕事を進める必要があるため、事務処理能力の向上が期待できます。
またクリニックのような少数精鋭の施設では1人のスタッフが幅広い業務に対応するため、マルチタスクをこなす力を鍛えることができます。
医療業界の需要は景気に左右されない
人々が健康に暮らすため、病気やケガを治すためには、医療機関の存在が欠かせません。
常に安定したニーズがあり、景気や災害発生などの情勢に左右されないのも医療業界の仕事の強みと言われています。
2025年には「団塊の世代」のすべてが75歳以上となる「超高齢化社会」が問題視されています。
病気を抱えた高齢者が増えれば、医療施設と医療従事者の必要数も増加、医療業界の需要が高まると考えられます。
いかがでしたか?
今回、ご紹介したのはほんの一部です。
病院やクリニック、医療機関の規模などによってメリットは異なります。