【臨床検査技師】クリニックに就職するのってどうなの?

臨床検査技師-新卒採用学生向け

🤔クリニックに就職するのってどうなの?

臨床検査技師の業務は多岐にわたり、心電図や脳波など患者さんを直接検査する生理機能検査や血液、尿などを検査する検体検査があります。

臨床検査技師の業務内容は就職先ごとに異なるので、求められるスキルも大分異なります。
就職先は病院、クリニック、検査センターや医療機器メーカーなどなど選択肢も多いです。
あまり選択肢が多いとどこに就職しようか悩む方も多いと思います。
クリニックに勤務している立場から、今回はクリニックの特徴についてをご紹介させていただきます。是非参考にしてみてください。

クリニック勤務の特徴

・生理機能検査をメインで行う
もちろん医療機関によって状況は異なりますが、クリニックでは検体検査を検査センターに外注することが多いので、基本的な業務は生理機能検査がメインといった施設が多いです。生理機能検査が得意な方はおすすめです。

・患者さんと接する機会が多い
生理機能検査がメインなので患者さんと接する機会が多く、コミュニケーション能力が必要になります。人と接するのが得意な方は働き甲斐がありますが、逆に人と接することが苦手な人にはデメリットかもしれません。

・勤務する臨床検査技師が少人数
クリニックは小規模ですので働く検査技師が少ないです。
少人数で多くの業務をこなす必要があるので、てきぱきと業務を行うスキルが必要です。
マルチタスクが得意な方は向いていると思います。

・臨床検査技師がいろいろな業務を複数担当することが多い
上記にも通じる部分がありますが、クリニックは小規模ですので検査技師以外のスタッフとの連携が大切になります。他部署(看護師や事務)のフォローを行う事があるので技師以外の業務(電話業務など)を行う事があります。他部署との連携は重要ですのでここでもコミュニケーション能力は発揮されます。

📝まとめ

臨床検査技師の業務は幅広く、担当する検査によって適性が異なります。クリニックで検査技師は生理機能検査をメインで行っている所が多いのコミュニケーション能力が高いほうが働きやすいと思います。またマルチタスク能力に優れた方も向いているのではないでしょうか。少数精鋭の職場ですのでチームワーク力の高さも必要になります。