体の求めるままに行動しては健康を損ねてしまう!
「ストレスで食べて太ってしまった!」
という事態は多くの方が経験していると思います。
脂質異常症や糖尿病など体重に関連する疾患は多くあり、体重管理がとても大切な事は皆さんご存知です。
それでも食べてしまうのは、強力に誘導する力がかかっているからです。
その1つがホルモンにある事が報告されていました。
ホルモンというのは、血液などを介して体中を回り様々な部位に影響を与える物質です。有名なものにインスリンがありますね。
どうやら夜には、空腹を感じさせるホルモンが増え、満腹を感じさせるホルモンが減るそうです。そして日中のストレスによってこの傾向は強まるそうです。
困った話ですね。
なぜこのような事が起きるのでしょう。ここからは私の想像ですが、大昔の人類にとってストレスとは飢餓に直接結びつく状態だったのでしょう。そのためストレスが生じたときはできるだけ体内へ栄養を蓄え、長期間のストレス状態に備えたのではないかと思います。しかし現在の日本人はストレスと栄養状態は全く別の次元になっています。ストレスを感じても食べるものは潤沢にあります。
このような状態において体の求めるまま食べてしまっては、逆に体を壊してしまいます。状況を理性で把握して対応するしかないのでしょうね。
有効な対策の1つとしては、高カロリーで直ぐに食べられるようなものを家に置かない事が挙げられるでしょう。目の前に美味しそうな物があれば我慢するのは厳しいですよね。
皆さんもストレスと食事に何とか折り合いを付けて健康を守ってゆきましょう!