💉新型コロナワクチン4回目接種について
皆さんこんにちは、わかまつ呼吸器内科クリニックの若松です。
今回はいよいよ間近に迫ってきた4回目接種についてご説明したいと思います。
報道でご存知の方も多いかと思いますが、
4回目接種の対象者は3回目までとは異なります。
3回目までは一定の年齢の人を除く全国民が対象となっていましたが、
4回目は
👤60歳以上の人
😰18歳〜60歳未満で基礎疾患を有する人や重症化リスクが高いと思われる人
以上の方々が対象になりました。
「基礎疾患を有する人」とはどのような基準なのかは下記資料を参照下さい。
医療機関に定期受診されている方はほとんどが適応になりそうですね。
さてここから先は、実際に自分が接種するかの判断です。
📢4回目接種の対象者が今までと変わった最も大きな理由
・ワクチンを接種しても発症予防効果はそれほど高くない。
・しかし重症化予防効果は期待できる。
・現在流行しているオミクロン株は重症化する人がわりと少ない。
・ワクチンの安全性に関して新たな問題は報告されていない。
以上より、
「ワクチンの力で新型コロナに罹らないようにするのは不可能だが、重症化する人を何とか防ぎたい」
という考えに基づいています。
そう考えると、万が一新型コロナに感染した時に重症化する危険性のある方は、
やはり前向きに接種を検討した方が良いかと思います。
ちなみになかなか表には出てこない問題ですが、
コロナ感染後の後遺症もワクチン接種後の方が少ないと言われています。
しかし、3回目のワクチン接種を受けた時に、
高熱や痛みのため非常にご苦労された方も多数いらっしゃいました。
4回目やるのか😓!と悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
ここに明確な回答はなく、最終的には個人の決断になってきます。
怖いから少し様子見るという選択肢もあって良いと思います。
最後に長野市のワクチン手続きについてです。
60歳以上の方々へは、6月20日頃から接種券が配送されるそうです。
18歳〜59歳の方々へは、6月上旬に基礎疾患申請に関する案内通知が来るそうです。
申請をするとその後に接種券が配送されるそうです。
当院も3回目接種および4回目接種に対応させて頂く予定です。
今後はなんとかファイザー製ワクチンを確保したいと考えていますが、
やはり品不足が続いています。
接種を受けたいけどなかなか予約が取れないなどの
ご迷惑をお掛けしてしまうかもしれません。
その際にはご容赦頂けますようお願い申し上げます。
以上となります。
ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。
若松俊秀
Illustration by Freepik Storyset