こんにちは!長野市にあります、わかまつ呼吸器内科クリニック検査技師の土田です。
最近は暖かい日が続き、ぽかぽかしていて気持ちが良いですね!
桜も咲いてお花見がしたくなります(*^_^*)
先日須坂にあります、須坂アートパークにて展示されていた「三十段の雛飾り」を見に行ってきました!
三十段の雛飾りをメインとして、そのほかにもおよそ6000体の雛人形が飾られており、いろいろな雛人形を見ることが出来ました☆
平成13年から“須坂の町のひな祭り”として、市民から寄贈されたものだそうです。
(メインとなる「三十段の雛飾り」です)
ところで、なぜひな祭りに雛人形や桃の花を飾るのか、そもそもひな祭りの由来はなんなのかご存知ですか?
まず、ひな祭りの由来については二つのお話があるそうです。
まず一つ目は、「上巳の節句」についてです。上巳の節句とは中国から伝わった五節句の一つで、三月上旬の巳の日に、草や藁で作った人形で自分の体を撫でて穢れを移し、それを川に流すことで厄払いや邪気払いを行う風習があったそうです。
また一方、貴族階級の女の子の間では紙の人形を使った遊び(今のおままごと)が流行っており、このことを「ひいな遊び」と言いこのひいな遊びと川に流す人形が結びついて「流し雛」が誕生したようです。
さらに江戸時代になると、人形作りの技術が向上したことで川に流すのではなく家に飾るように変化していきました。
これが、ひな祭りの由来だそうです。
そしてひな祭りに雛人形を飾るのは、昔の人形や流し雛の風習の通り、お雛様に女の子の穢れを移して厄災を身代りに引き受けてもらうためです。
また、厄払いの意味があるため一夜飾り(3/2~一日だけ飾ること)は避けるべきとされ、遅くとも2月の中旬くらいまでには飾らないといけないといわれています。
桃の花にはもともと、「魔除け」や「長寿」のパワーがあるとされていたことや、旧暦の3月3日はちょうど桃の花が咲くころだったことから、ひな祭りに桃の花が飾られるようになったそうです。
ひなまつりを「桃の節句」と呼ぶのも、こうした背景があるからなのですね!
五月は端午の節句がありますね!
須坂アートパークでは五月人形の展示も行われるようですので、また行けたらいいなと思います\(^o^)/