こんにちは!長野市にあります、わかまつ呼吸器内科クリニック看護師の坂田です。
今週は、ついに夏至がやってきました。日が長くなったと思っていたらもうそんな季節なんですね!初夏を思わせるほどの暑い日もあれば、梅雨らしく雨の日も多い、ごちゃ混ぜ気候の今日この頃。
体調の管理がなかなか難しい季節ですが、いかがお過ごしでしょうか?
さて、そんな梅雨を迎えた長野ですが、
今は「つけば小屋」のシーズンでもあります!
「つけば小屋」ってご存知ですか?
千曲川の初夏の風物詩で
獲れたて天然の川魚ウグイやアユを食べさせてくれる
なんとも素敵な「河原にある小屋」なのです。
こんな感じです。
と、ご紹介している私も数年前にその存在を知ったばかりの
「つけば小屋」初心者です。
それはなんとも素朴でワイルド?!
日本昔話で見たことがあるような、竹串に刺さったお魚が
テーブルにドン!と並べられ、わくわく感激してしまうビジュアルです。
そして小屋の外には千曲川が流れ、なんとも風流な感じ・・・
メニューは、塩焼きや山椒田楽みそ焼き、そして天ぷらもあり
食べきれないほどのお魚づくし!!
これが「つけば料理」です。
スタンダードな塩焼きも美味でしたが、
この山椒みそも、ほんのり山椒の風味に甘いみそ味でとってもおいしかったです
「つけば」とは、
川に作られた魚を獲るための仕掛けのことで(下の写真)
その仕掛けに小石が常に流れているようにすると魚たちが集まってきて・・その魚を獲るそうなのですが、その漁を「つけば漁」といいます。
物珍しくて思わず近づきたくなってしまうこの「つけば」の仕掛け。
ですが、魚たちは音に敏感で繊細なので、そーっとしておかないと逃げてしまいます。
この仕掛け、物珍しいからといって
やたらと近づくとお店の方に軽くやさしく怒られます(笑)
・・ので遠くから眺めましょう!近づき過ぎてごめんなさい。m(__)m
私が行った時期はウグイ(赤魚)の時期でしたが、
夏場の7月あたりからは魚の種類が変わって
「鮎」になるそうです。(鮎シーズンは7月~9月ぐらいまで)
この千曲川沿いの「つけば小屋」は30軒前後あるとのことです。
こんな素敵小屋、
沢山あったのに、何年も知らずにいたとは。。。
知らないと本当に知らないものです。
知らないけれど面白くて素敵なもの、実は身近にたくさんあるのかもしれません。
まだ行かれたことがない方も、行ったことがある方も!
この身近にある素敵小屋「つけば小屋」で、いつもとちょっと違う素朴体験、なかなかいいですよ。