こんにちは!長野市にあります、わかまつ呼吸器内科クリニックの検査技師の菅谷です。
ようやく朝夕は涼しくなりましたね。いつもなら夏が終わるのが寂しくて、この季節の変わり目がどうも苦手ですが、歳のせいでしょうか・・・今年はやれやれようやく夏が終わる・・とほっとしているこの頃です。
そうはいっても楽しかった夏山報告いたします。
今年は雪が少なかったため山の様子も例年とはずいぶん違っていたように思えます。
残雪も少なく、花の咲く時期も早めだったようです。
【第一弾】7月17日~7月18日 八ヶ岳
横岳~硫黄岳~赤岳
7/17(日)
コース:美濃戸山荘~赤岳鉱泉~硫黄岳~横岳~赤岳展望荘泊
6:30美濃戸山荘出発
赤岳鉱泉まで静かな山道でした。
硫黄岳周辺はコマクサが良く管理され保護されています。
この日は稜線に出たあたりから大雨。硫黄岳山荘で温かいラーメンを食べ元気をだし赤岳展望荘にむかって雨の中を進みました。
横岳周辺は、はしごや鎖場が多い所で標識があいまいで大変わかりにくく、危ないコースです。
展望荘14:30着。
展望荘には標高2722mの位置にありますが有難いことにお風呂がありました。雨で冷えてしまった体を癒してくれました。
<歩行距離15.2㎞ 所要時間(休憩含む)8時間>
7/18(月)
コース:赤岳展望荘~赤岳山頂~地蔵の頭~行者小屋~美濃戸山荘~帰宅
赤岳山頂から日の出と雲海
次の朝は快晴!富士山も見えました。最高!
地蔵の頭は、がれ場の怖い下りでしたが埼玉県から来た単独女性と一緒に楽しく下山できました。
<歩行距離13.75㎞ 所要時間(休憩含む)5時間半>
【第2弾】7月31日~8月3日 北アルプス
太郎平から北ノ俣岳~黒部五郎岳~三俣蓮華岳~双六岳~鏡平~わさび平
~新穂高温泉
7月31日 (日)
自宅—-富山駅—-有峰口—–折立~太郎平
家を6:00にでて富山経由で太郎平に向かいます。(新幹線有難い!)
太郎平小屋
折立登山口登山開始11:00————-太郎平小屋着15:15
ここは薬師岳や最後の秘境と言われている雲ノ平、黒部五郎岳などの起点になるところで大変な賑わいでした。布団4枚に6人でやすみました。(昔は静かでした・・・。)
<歩行距離13.4㎞ 所要時間(休憩含む)4時間15分>
8月1日 (月)
太郎平~北ノ俣岳~黒部五郎岳
太郎平小屋4:50発
ライチョウ
北ノ俣岳に向かう縦走路 ライチョウが道案内をしてくれました。しばらく一緒に歩きました。
朝露のチングルマ
氷河の浸食によりできた窪んだ谷に巨大な岩が点在しお花畑が広がっているまさに別天地。豊かに流れる水に手を浸し、疲れを癒します。
この日は三俣山荘まで行く予定でした。黒部五郎小屋でお昼休憩し出発すると間もなく雷雨!少々疲れも出ていましたので無理せず引き返し、この日は黒部五郎小屋でお泊り。
この時点で明日の笠ヶ岳はほぼあきらめなければなりませんでしたが、そのおかげで昔からのものすごい山女だった単独女性と知り合い、仙人谷や伊藤新道などワクワクする話で盛り上がれました。
<歩行距離19.3㎞ 所要時間(休憩含む)8時間 >
8月2日(火)
黒部五郎小屋~三俣蓮華岳~双六岳~鏡池~わさび平小屋
黒部五郎小屋 5:00発
この日のうちに笠ヶ岳まで行きたかったのですがあいにく雨予報。もう今回はこれで下山することに決定。
槍ヶ岳 黒部の源流の山々を堪能しながら進みます。絶景です。
水晶岳
またこの辺りは花の宝庫でもありました。
これから下っていく鏡平小屋
わさび平小屋でおいしそうに冷えたフルーツ!
良く歩きました。
わさび平小屋着14:30(泊)
この何日間、抜きつ、ぬかれつ、行程が同じだった方々とビールで乾杯。心地よい山行最後の夜でした。
<歩行距離22.46㎞ 所要時間(休憩含む)9時間半>
【第3弾】8月15日~16日 八ヶ岳 天狗岳
悪天候西天狗岳山頂
苔の美しい唐沢鉱泉への下山道
帰りは秘湯めぐりをしてまいりました。唐沢鉱泉 渋沢温泉 明治温泉
秘湯好きにはたまらない!魅力いっぱいでした!!!
八ヶ岳が今マイブームです。苔むした静かな登山道、個性豊かな昔ながらの山小屋、そして秘湯の宝庫・・比較的行程が短く山を堪能できることなどまだまだいろいろなコースを楽しめそうです。
今年は初めて国民の祝日として8月11日に山の日ができ、登山者も増えたようです。
この夏の遭難者の数も発表されました。過去3番目の多さで、やはり中高年(40歳以上)が8割を超えているとのことでした。百名山ブームも手伝って中高年のツアー山行も目立っていました。中高年の一人である私もくれぐれも気をつけなくてはと思います。
まず一番に感じるのは事前のトレーニングの大切さです。体力が一番です。
今回意識して取り入れてみたのが運動後のアミノ酸でした。山での行動中も休憩には摂取してみました。
筋肉痛も少なく済むようです。健康のためにも日々の運動心がけたいと思いました。
以上この夏の山報告でした。