糖質の取り過ぎは体に毒?
最近、とても興味深い研究報告がありました。
世界18カ国の食事摂取の調査を行い、死亡率への影響を調べた調査結果が出たそうです。およそ15万人の食事内容を調べて7.4年の観察を行った凄いレベルの研究です。
そして驚くべき結果が出ています。なんと総死亡に対し脂肪摂取は良い方向に働いており、炭水化物摂取は悪い方向に働いていたそうです。
つまり、炭水化物摂取が多いほど死亡率が高く、脂質摂取が多いほど死亡率が低かったということです。そんなバカなと思ってしまいますね。
ただ、脂質が悪者という認識は変えてゆく必要があるでしょう。
そして炭水化物の取り方は、やはり注意すべきだと思います。
炭水化物は主食となる物ですが、これだけで食事を終わらせてしまうような食生活は治してゆく必要があるでしょう。特に忙しくてコンビニや外食で済ますケースでは、ほとんどが炭水化物になってしまいます。このような食生活ばかりでは心血管系の病気のリスクが上がってしまいます。
私自身は炭水化物が悪いという風潮にはあまり賛成していませんが、過度に炭水化物に偏った食生活が良くないというのは間違いないでしょう。
栄養学に関しては、ここ最近とても注目されておりいろいろな説が言われています。そしてまだこれが絶対正しいといった結論は出ていません。くれぐれも極端な食事方法や薬に惑わされないようにして下さい。今後も私なりに情報を集めて皆さんに提供してゆきたいと思います。